<光の中、佇む>岩彩の現代美術,横須賀の物故大家,山中總「旅人」変形30号日本画,暖色の色面構成,安宅賞,横須賀美術館収蔵作家
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山中總(やまなか そう)先生1944年、三重県生まれ。神奈川県立横須賀高等学校を経て、日本画の最高峰である東京藝術大学美術学部日本画科に入学。在学中には優秀な成績を収めた者に贈られる名誉ある「安宅賞」を受賞。同大学院修士課程を修了後、教育者として後進の育成に携わる傍ら、創画展や上野の森美術館大賞展などの現代日本画壇を中心に意欲的な作風を発表し続けました。作品は公立美術館である横須賀美術館にも収蔵されており、その卓越した画力と造形感覚は高く評価されています。
57歳という佳境において惜しくも早世したため、「夭逝の日本画家」として残された遺作は極めて少なく、市場における稀少性は極めて高まっております。
画風においては、当時の日本画の枠組みを大きく踏み越え、「光の中に佇む」と形容される幻想的かつ精神性の高い世界観を確立。大胆な色面構成や色彩の諧調、線描の現代的アプローチは、近年の現代抽象日本画の潮流を数十年も先取りしていたと評されており、まさに“時代が追いつく前に去った稀代の異才”と呼ぶにふさわしい存在です。
本作『旅人』は、山中藝術の美学的核心である「光・色彩・静寂・精神性」が極めて高い純度で結実した必見の名作です。
色彩と造形の洗練通常、暖色系の色面構成を得意とする同氏ですが、本作においては極めて静謐な「柔らかなグリーンの諧調(グラデーション)」を主調として採用。そこに繊細かつ緊張感のある白い描線が浮かび上がり、重層的な光の奥行きを創出しています。パネルに直接描かれたマチエールの質感と現代的な色面感覚は、伝統的な和室のみならず、現代建築(コンクリート打ち放しやモダンなリビング空間)のインテリア・現代美術としても圧倒的な存在感を放ちます。
「内面の旅」へ誘う精神性 『旅人』という題名が示す通り、本作が湛える絵画空間は単なる風景の描写にとどまりません。それはみる者自身の「内面への旅」「精神の移ろい」、そして「光への希求」を象徴しているかのごとく、空間に静けさと深い余韻をもたらします。
本作はパネルに直に描き、額はございません。
どうぞこの機会にご検討ください。
作家名 山中總
タイトル 旅人
技法 パネルに彩色
サイズ 変形30号 91:82cm
額サイズ なし
サイン パネル裏にサインあり。
状態 作品大体良好。下部に縦にパネルの表皮に亀裂ありかすかな筋あるが柄のような感じで問題ないと思います。
略歴 山中總 やまなかそう
1944年 三重県生まれ。
県立横須賀高校卒業。
1971年 東京芸大日本画専攻卒業
安宅賞受賞。
1973年東京芸大大学院修了
1974年 院展出品
1983年 レスポワール展出品(銀座スルガ台画廊)
1986年~01年 創画展出品
1988年 十美会日本画展 優秀賞
東京セントラル美術館日本画大賞展
1991年 日本画俊英作家展(横浜そごう)
個展 銀座スルガ台画廊
1994年 上野の森美術館大賞展
1996年 個展(銀座スルガ台画廊)
1999年 日本・フランス現代美術日本展招待出品(大森ベルポートアトリウム)
2001年 没
2013年「山中總回顧展」(日仏会館)
2016年「色を重ね、光を操る 山中總特集」(横須賀美術館)
収蔵
横須賀美術館
康耀堂美術館
備考 真作保証します。